マイホームを購入しないという選択・賃貸物件に住むことのメリット4選

人生・生き方

マイホームに住むか、賃貸物件に住むか悩んだことはありませんか?

多くの方は一度は悩んだことがあるのではないかと思います。

「お金の面で得なのはどちらなのか。」

「どれくらいのローンを組めば良いのか。」

「賃貸物件だと一生住み続けられないのではないか。」

など住宅における悩みはつきません。

そこで今回はFP2級✖️教員であるさぬーが、マイホームと賃貸物件どちらを選択する方がよいのかを、自分目線でお伝えします。

あえてお金の詳しい計算等は省いています。大事なのは見方・考え方だと思うからです。

この記事を読んで、自信をもってマイホームを選ぶか、賃貸物件を選ぶか選択できるようになってくださるとうれしいです。

それでは始めます!

「うちはお金に余裕がないのよー」

「ローンの支払いがあるから仕事やめられないのよー」

私が周りの人からよく聞いてきた言葉です。

これを聞くと私は、

「マイホームを買うって大変なんだなー」

「ローンの支払いのために仕事をしているんだなー」

と感じていました。でも

「住宅ローンを組んで、マイホームを買いなさい。」

と誰かに言われてマイホームを買いましたか?

おそらく

「周りが買っているから自分も買っておこうかなー」

「もうちょっと広い家がほしいなー」

とこんな感じでマイホームを買った人が多いのではないでしょうか。

それは紛れもなく自分でした選択であり、自分で選択した結果住宅ローンの返済に追われ、お金のやりくりに困っているのだと考えます。

結論、私はマイホームを購入することをやめました。つまり、賃貸物件を選択し、暮らしていこうと決めたのです。

これは結構勇気のいる決断でした。なぜなら結婚して子どもがいる教員のほとんど全員がマイホームを購入しているからです。マイホームを買うのがふつうという環境で、マイホームを買わないという選択をとるということは、教員集団の考え方から外れている感覚になります。

「さぬーさん賃貸なの?へー・・・(変わってるな)」

「さぬーさんはいつマイホームを建てるの?」

何度もこの手の反応や質問をされました。自分の中で強い意志を持っていないと

「やっぱりぼくも買おうかなー」

「なんかいつまでも賃貸に住むのはかっこわるいなー」

「マイホームを建てることが一人前だという感じがするしなー」

と思ってしまい、住宅ローンを組んでマイホームを買うことになるのです。

誤解のないように言っておきますが、私はマイホームを買うことを否定しているわけではありません。

ただ、周りに合わせてなんとなくマイホームを買うことはやめたほうがいいかもしれませんと伝えたいです。

公務員は収入が安定している分、多額のローンを組むことができます。

でもその返済によって自分の生活が苦しくなってしまう、自分の生き方の幅を狭めてしまうのは本末転倒ではありませんか?

私は賃貸物件に住むメリットを次のように考えます。

賃貸物件に住むメリット4選

①住宅を売ったり、引き継いだりすることを考える必要がない。

住宅は「売ります!」→「わかりました!買います!」とすぐに決まるものではありません。物件によっては値段を下げても買い手が見つからないという事態だって想定できます。

よく聞く言葉として「私が死んでも子どもに家が残るから」という言葉を聞きます。でも考えてみてください。果たしてあなたの子どもはその住宅を必要としているのでしょうか?もしかしたら、子どもにとって必要のないものを押し付けることになりかねません。

②生活が苦しくなったら住み替えられる。

マイホームをすぐに手放すことは難しいですが、一方で賃貸物件はすぐに手放すことができます。

「退去します」と言ってしまえば完了です。「退去できません!」なんてことはないわけです。

もちろん引越しやそうじの手間はありますが、家を売る手間や家を相続する手間に比べれば軽いものです。

③家賃補助を受けられる。

私の所属する自治体では、家賃補助を毎月27,000円受けることができます。住宅ローンを組んだ方は住宅ローン減税がありますが、これは期間限定の減税です。一方で、家賃補助は勤めている限りずっと発生します。

④ローンの支払いや修繕費など、余計なお金の心配をしなくてよい。

こちらをご覧ください。

住宅金融支援機構、2023年6月30日、「住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】」https://www.jhf.go.jp/files/400366409.pdf

今、日本で住宅ローンを組んでいる人のほとんどが変動金利を選択しているようです。

固定金利よりも変動金利の方が金利が安く、総支払い金額を安くなるからでしょう。

しかし、変動金利は、金利が変動する=総支払額が変動するのです。

そうなると、考えないといけないこと

「金利はいつ上がるのだろうか」

「金利はどれくらいまで上がるのだろうか」

「金利が上がったら生活していけないのではないか。」

などお金のことに関する心配が増えてしまいます。

ただでさえ、お金の心配がつきまとう現代において、お金の心配がさらに増えるのはつらくないですか?

その点、賃貸物件は毎月定額で支払額の変動なく住み続けられます。

まとめると、

①住宅を売ったり、引き継いだりすることを考える必要がない。

②生活が苦しくなったら住み替えられる。

③家賃補助を受けられる。

④ローンの支払いや修繕費など、余計なお金の心配をしなくてよい。

以上の理由から私は、賃貸物件に住むことを選択しました。

人生における3大支出は「教育・住宅・老後」の費用です。

住宅の悩みが減ると、お金の面で精神的に楽になると思いませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

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