「子どもが生まれる男性全員に育休を取得してほしい!」
私がブログを書き始めたきっかけの1つです。
みなさんの周りには男性育休を取得している方がいますか?
「うちの会社は男性育休なんか取れないよ。」
「会社の上司に言われて産前産後休暇だけ取ったよ。」
こんな声がたくさん聞こえてきそうです。
私は第2子が生まれた際に7か月の育休を取ることができました。第3子が生まれた際には1年2ヶ月の育休を取得することが決定しています。
結果、大・満・足な育休ライフを送ることができ、仕事を中断することで自分の生き方について考え直すこともできました。
大事なことなので、もう一度言います。
「子どもが生まれる男性全員に育休を取得してほしい!」
・・・しつこいですね。すみません。
大きい声で言うだけではしょうもないので、私の考える男性が育休を取得できるようにするために必要だと感じたことをお伝えします。
「育休を取りたいけど何だか取れそうにないよー💦」
「これから子どもが生まれそうな男性が職場にいるんだけど、どうしたら育休を取る気になってくれるのかわからないよー💦」
というような悩みをもった方に読んでいただけると幸いです。
男性が育休を取るために必要だと感じたこと3選
①育休を取得したいという明確な意思をもつこと
「誰に何と言われようと育休を取るんだ!」
この意思はとても大事です。職場の中にはこんな人がいるでしょう。
「みんながこんなに忙しくしてるのに育休取るの?」
「担任してる子がかわいそう・・・」
「誰が代わりにあなたの仕事をするの?」
「(何となく冷たい視線)」
直接は言われなくてもこんなことを言われているんじゃないかと思う方は多いでしょう。
ここで大事になってくるのは、自分の生き方を選択するのは自分自身だという強い思いです。
職場の同僚は、あくまで他人です。他人はあなたの人生を背負い、面倒をみてくれるわけではありません。あなたの人生はあなたが決めるのです。(なんか危ない宗教みたいですみません。)
もし、他の人の発言や視線によって、取りたかった育休を取れなかったことを想定してみてください。

育休を取っていたら、もう少し家族とうまくやれていたかもなー。
と何年後かに後悔することでしょう。その後悔は一生ものです。
では、周りから多少何か言われたとして、育休を取る選択をしてみた想定をしてみましょう。

周りの人から嫌われたかも。育休なんて取るんじゃなかった・・・

周りにいろいろと言う人はいたけど、家族と過ごす時間が増えた良い時間だったなー
どちらの思いが大きくなりそうですか?また、育休を取らない選択と育休を取る選択、どちらの方が自分が選択してよかったと思いますか?
家族と過ごすことのできる幸福感は何物にも代え難いものです。
強い意思をもちましょう。
②同僚に育休取得を宣言し、理解を得ること
(上司に対して)

パパ
子どもが生まれる予定です。子どもが生まれた際は、育休を取得します。
(同僚に対して)

パパ
子どもが生まれたら育休を取ろうと思っています。
これをできるだけ先手必勝で伝えてください。
その際は、悩んでいる感じを出さずに真剣に。まっすぐな思いでもって伝えてください。
心の中で思っているだけでは当然周りには伝わりませんし、もしも

さぬーさん、育休取るなんて言わないわよね・・・?
なんて上司や同僚に言われたら、その時点で育休を取得する心理的なハードルが上がってしまいます。
私は妻が安定期に入ってすぐに校長室へ行き、

「子供が生まれる予定です。子供が生まれた際は、育休を取得します!」
とはっきり伝えました。幸いその当時男性育休を推進しようという流れもあり、とても快く受け入れてくれました。
同僚にも職員会議の場で

「育休を取得します!」
と真剣な表情で声高らかに宣言しました。後述しますが男性育休の前例がなかった職場にもかかわらず、周りの反応が思ったよりも良く、たくさんの応援の言葉をいただいたてうれしかったことを今でもおぼえています。
やはり、言葉ではっきりと伝えることは大事だと思いました。
③同僚が育休取得を勧め、温かく受け入れてあげること
第1子誕生後しばらく経ったときの話。

「さぬーさんは育休取らないの?」

取る予定ないですねー。育休なんて取れないでしょ。

取りなさい!(やや高圧的な感じで)

いや、、、男で育休取ってる人いないし、、、職場の人に迷惑かかるし、、、(ぶつぶつ)

そんなのどうにでもなるわ!取ればいいのよ!
かなり強めの言い方でしたが、このおばちゃんの言葉が私の思考を一気に変えてくれました。
「育休って取ってもいいんだ、、、取れるなら取りたい!育休を取得するために育休の制度について勉強しよう!」
そう思えるようになりました。第1子が生まれた際は結局育休を取るタイミングが合わなかったため、取得を見送ったのですが、おかげで妻が第2子を妊娠したことがわかった瞬間
「よし、育休を取ろう!」
と決めることができました。このおばちゃんとは今でも仲良しですが、感謝の思いでいっぱいです。
周りから育休取得を勧めてもらえることほどありがたいことはないと感じた出来事でした。
また、同僚に話した際には、

(3児のママ)
いいねー!取ったらいいじゃん!

男性育休のパイオニアだね!

私男性育休に賛成なのよ!うちの息子にもさぬーさんが取るらしいよって話しとくわ!
なんていい人たちなんだ、、、このように温かく受け入れてくれる同僚に恵まれたのが、私の育休取得への思いをより一層強くしてくれました。感謝感謝です。
番外編:自分が育休を取得したことで周りも育休を取得するきっかけに
自分が育休を取得したことで思わぬ良い影響が。

さぬーさん育休取るの!?私の旦那にも育休取ってもらうわ!

さぬーさん、育休取るんですね。ぼくも取れるかどうか聞いてみます!
少なからず自分が育休を取得したことで、何人かの男性が育休を取るきっかけになったようです。(実際にその後数ヶ月間の育休を取得し、充実した育休ライフを送ることができたようです。)自分がアクションを起こしたことが周りに良い影響を与えられたようでとてもうれしかったです。
まとめ:ぜひ男性育休の取得を!
今、教員業界で見ても日本全国で見ても男性育休の取得を進められている職場は多くなってきているように感じます。そういった良い流れができてきている今、みんなでその流れを保ち、そしてより強い流れにしていけるように協力していけたらなと思っています。最後にもう一度だけ言わせてください。
「子どもが生まれる男性全員に育休を取得してほしい!」
最後まで読んでくださりありがとうございました☺️
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