子どもが生まれてからずっと続けていること

育児・育休

「生まれてきた大事な我が子に何をしてあげたらよいのだろう?」

こんなことを子どもが生まれる際に自分自身で考えたり、夫婦間で話し合ったりしたことはありませんか?

私は、長女が4歳になった今でもパパとして我が子に何ができるかを考え続けています。

育児が始まっていろいろなことを試している日々ですが、私が子どもにほぼ毎日していること、それは

「絵本の読み聞かせ」です。

読み聞かせをした回数は1000回を軽く超えていると思いますし、パパの中で誰よりも絵本の読み聞かせをしているくらいの自信があります。

今回は絵本の読み聞かせを続けてよかったと思うことをお話します。

この記事を読むことで、

「私もこれから我が子のために絵本の読み聞かせをするようにしてみよう!」

と思ってもらえるとうれしいです。

絵本を読み聞かせすることで感じた2つのメリット

①コミュニケーションが生まれる。

始めはつまらなかった読み聞かせ

「子どもに絵本の読み聞かせをしてあげて。」

育児本によく書いてあるフレーズであり、子どもが生まれる際に妻にもよく言われたフレーズです。

さぬー
さぬー

0歳の子どもに読み聞かせして意味があるの?

そもそも絵本を読むことでそんないい影響あるの?

私が子どもに読み聞かせを始めたのは、長女が生後3ヶ月頃のときです。

初めて読んだ絵本は「タンタンタン(ベネッセコーポレーション)」でした。

絵本教材「タンタンタン」ためし読み|0歳・1歳の通信教育 こどもちゃれんじbaby|ベネッセコーポレーション
【こどもちゃれんじbaby|0歳からの知育】特別号でお届けする絵本「タンタンタン」の一部をためし読みができます。おうちのかたの心地よい語りかけや、親子のスキンシップを楽しめる絵本です。

これは私が購入したものではなく、地域の児童委員の方が訪問してきてプレゼントしてくれたものです。

この表紙絵にもなっているタンバリンさん。

絵本の中でこの絵と共ににこんな文が書かれています。

「タタタタタンタン タンバリンさん」

この「タタタタタンタン」の部分で子どもの手を持ってタンバリンさんの絵を「タタタタ」と叩くわけです。

3ヶ月の子どもですからまだ表情は少なく、ただただ親が子どもの手を取りながら本を読むわけです。

そのときの正直な気持ち。

さぬー
さぬー

読み聞かせって意味あるの?子どもの反応もないし、つまらん・・・

こんな感じで私の読み聞かせライフは始まりました。

少し楽しくなってきた読み聞かせ

それでも妻に

妻

絵本読んであげてね。

と言われるがままに毎日読み続けました。

すると徐々に子どもに変化が・・・具体的には

・絵本に描かれている絵を自分で指さしたり、叩いたりするようになった。

・私の読み聞かせに合わせて「あー」とか「あうー」と言うようになった。

・絵本を読んでいるときに笑うようになった。

私は思いました。

さぬー
さぬー

・・・ちょっと楽しい。

絵本に描かれている絵を指さすようになってからコミュニケーションを取れるようになってきました。

子どもの指さした絵に応じて私が

「キリンさんだね。」

「黄色だね。」

「ぞうさんかわいいね。」

などと反応できる機会が増え、我が子と自分が絵本を通じて会話をしているような感じがしてきました。初めの頃は絵本に視線が定まっていなかった我が子も、この頃から真剣な眼差しで絵本を見つめるようになりました。

自分で本を持ってくるようになる

1歳〜2歳頃になると、娘は自分が読んでほしい本を私のところに持ってくるようになりました。この頃になってくると少し言葉を話すことができるので、

さぬー親子
さぬー親子

「パパ、これ読んで。」

絵本を読み終えると、

さぬー親子
さぬー親子

「もう1回!」

この頃になると、親が止めない限り延々と読み聞かせを求めてくるようになりました。

さぬー
さぬー

1回目はいいんですが、親の立場としては2回目以降から同じ本を何度も読むのが辛くなってきます・・・

でも我が子は何回同じ絵本読んでも表情は真剣。

子どものためと思って、何度も読み続けました。

また、

さぬー親子
さぬー親子

これ何?これは?

と絵本の中で登場してくるものについて我が子が自分から聞いてくるので、それに親が答えるというような感じになってきます。

お互いに言葉でコミニュケーションを取ることができるようになってくるわけです。

子どもと毎日過ごしていると、子どもとどんな話をすればよいのかわからず、沈黙してしまう時間が発生してきます。そんなときに

さぬー
さぬー

・・・絵本読もうか!

と切り出してコミュニケーションを図ることもありました。

だから、あまり会話が得意ではない人にも読み聞かせはおすすめです。

②良質な言葉が身に付く。

なぜ良質な言葉が大切なのか

ここで、小学校教員をしている立場から少しお話させてください。

私が「この子はよく言葉を知っているな。」と感じた子どもの共通点は、とにかく本をしっかり読んでいる子でした。国語に役立つのはもちろん、どの教科でも言語力つまり言葉をよく知っていて、適切に使うことができる力はとても重要だと考えます。

例えば算数の授業で、

学校の先生
学校の先生

◯◯さん、なぜ答えがその計算で求められるか説明できますか?

と聞かれた時に、なんとなく理由がわかっていても言葉を知らないと

子ども
子ども

うーん・・・わかりません。(なんとなくわかる気がするけど言葉が出てこない・・)

と言うしかないですよね。他の人に自分の考えていることを伝えるためには、たくさんの良質な言葉を知っていることが大切です。

じゃあ我が子の言葉をどのようにして増やしてあげればよいのでしょうか?

そのための手段の一つが、絵本の読み聞かせです。

親が言葉のコントロールをしてあげる

世の中には良質な言葉だけでなく、あまりよくない言葉(悪質な言葉)もあふれています。

テレビ番組やYoutubeの動画などは、あまりよくない言葉を聞かせてしまうことになる可能性が高いと考えます。視聴者を楽しませるために、おもしろおかしい言葉を使いがちだからです。

また、幼稚園や小学校に通い始めたお子さんがいる方は、家に帰ってきた我が子が使っている言葉に愕然とした経験があるのではないでしょうか。よくある例でいうと「死ね」とか「ばか」とか「うざい」などといった言葉です。

テレビやYoutubeでインプットされる言葉、幼稚園や小学校で聞いて帰ってくる言葉は親がコントロールすることができません

一方で子どもが小さいうちは、子どもがインプットする言葉をある程度親がコントロールすることができます良質な言葉をインプットすることができる一つの手段が絵本の読み聞かせなのです。

絵本に書かれている一つ一つの言葉は作者によって厳選されたものです。ですから基本的に言葉の一つ一つが意味のある良質な言葉であるわけです。そんな言葉にたくさん触れさせられるってすてきだと思いませんか?

まとめ

絵本の読み聞かせは仕事や家事で忙しいパパやママにとってあまりやりたくないものの一つになっているかもしれません。パパやママが読まないと成立しないですからね。テレビやスマホを見せている方がよっぽど楽です。でも、子どもとたくさん関わることができるのって子どもが小さいときだけですよね。そんな時期に子どもに読み聞かせをすることで、

子どもとたくさんコミュニケーションを取ることができた!

子どもに言語力を身につけさせることができたかも!

と思えたらすてきだと思いませんか?

子どもに読み聞かせのプレゼントをしてあげられるパパやママが少しでも増えてくれることを願っています。

また、少しずつですが私が読んできた中でおすすめの絵本を紹介していけたらいいなと思っています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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