パパが育休を取ることが“当たり前”になりつつある今。
「ぜひ育休を取ってみたい!」
と思っているプレパパも多いのではないでしょうか。

「しばらく会社を休めるなんてラッキー!」
なんて、ちょっと楽観的に考えているあなたも。

「妻(や会社)に取れって言われたけど、正直不安。オレに何ができるの?」
と戸惑っているあなたも。
そんなプレパパたちに向けて、リアルな“育休1ヶ月”の体験談をお届けします。
今回は、
赤ちゃんが産まれてすぐパパ育休を1ヶ月取得した際(生後まもなく〜生後1ヶ月まで)
の体験から話をしています。
これから育休生活が始まるパパに、育休のイメージをつかんでもらえるとうれしいです。
①毎日が寝不足でつらい

「産後のママは寝不足になる」とはよく聞く話ですよね。
でも、どれくらい寝られないのか、実際のところピンと来ていないパパも多いかもしれません。
生後1ヶ月の授乳間隔は2〜3時間。
つまり、2〜3時間ごとに起きなければならないということです。
しかもこれは、「赤ちゃんが夜泣きをせず、すんなり寝てくれた場合」の話。
実際は、オムツ替えや夜泣きの対応などもあり、まとまった睡眠はほとんど取れません。
我が家では母乳育児(いわゆる“完母”)だったため、パパの私が授乳に直接関わることはできませんでした。
だからといって、

オレは授乳できないし…できることはないか
と放っておくのはもちろんNGです。
◯パパにできることは意外とある!
①一緒に寝る。
生後まもない赤ちゃんの育児中で一番しんどい時間は夜です。
基本的にパパは赤ちゃんやママと一緒に寝ましょう。
ママの大変さを感じることができると思います。
②授乳以外は引き受ける。

オムツ替えや寝かしつけなど、パパでもできることはたくさんあります。
私は、

オムツ替えるよ。抱っこするよ。
と自分から声をかけるようにしました。
そうすることでママに、

一人で頑張ってるわけじゃない。パパもちゃんと協力してくれてる。
と少なからず感じてもらえるかと思います。
ママの育児の負担感を軽減できるようにしましょう。
③「ありがとう」など労いの言葉を伝える。
パパができることが少ないからこそ、感謝の言葉が何よりの支えになると思います。
「昨日も授乳ありがとう😊」
「昨日の夜はお疲れさま😊」
そんな一言が、想像以上にママの心を軽くしてくれます。
◯パパも寝不足。じゃあ、どうする?

「ママが寝不足なのはわかる。でも、自分だって眠れてない」
そんな思いを抱くこともあると思います。
そんなときどうすればよいのでしょうか。
◯昼寝の時間をとろう
生後1ヶ月までの育休中はまとまった睡眠がとれません。
睡眠時間を昼寝でカバーしましょう。
まずはママの昼寝時間の確保から。

赤ちゃんの面倒見ておくからちょっと寝てきたら?
と声をかけるようにしました。パパも疲れていますが、まずは相手への労いから。
パパの昼寝時間を確保したい場合はママに前もって伝えるようにしましょう。
急に

ちょっと昼寝行ってくるわ
と言われると、取り残されたママの気持ちがしんどくなる場合があります。

13時ごろから15分くらい昼寝をしてきてもいいかな?
などと、前もって具体的に時間を伝えると、ママも時間の見通しがもてて負担間が減るかと思います。
②外出できないストレスがどんどん溜まっていく

産後1ヶ月までは、ママも赤ちゃんも基本的に外出ができません。
「ちょっと気分転換にカフェにでも…」なんてことは、ママにはできないんです。
そんな状況で、パパが気軽に外出してしまうと、ママのストレスは一気に高まります。
では、そんな状況の中パパにできることはどんなことでしょうか。
・食事で気分転換を

外出できない分、食事をちょっと特別にするのがおすすめです。
例えば、私が実践したのは以下のようなことです。
- 普段は鶏肉や豚肉を使うことが多いけど、牛肉をメインにしたおかずを取り入れるようにした。
- バーベキューをした。
- デリバリーを頼んだり、ネットショッピングでお取り寄せを活用した。
こうした小さな工夫が、「今日はちょっと楽しみだな」と思える時間になります。
◯買い出しのときに気分転換

買い物は、唯一パパが外出できるチャンスです。
移動中に音楽を聴いたり、ちょっと寄り道したりして、ストレスを和らげましょう。
ただし、毎日買い物に出るのはNG。
1回目に育休をとった際には毎日と言っていいくらい買い物に出かけていた私ですが、
ママから

「あなたはいいね。いつでも外出することができて。」
と一言。
ママにとって外出できることはとてもうらやましいことなのです。
「外出してリフレッシュしてる」感がママに伝わらないように、できるだけまとめ買いを心がけましょう。
最後に

パパ育休1ヶ月目は、育休期間の中で1番しんどい時期だと言っても過言ではありません。
でも、私はこの1ヶ月間をいかに夫婦で協力して乗り切るかはとても大事だと思います。
この1ヶ月間を乗り切ることでママとの関係がぐっと深まり、後の育児生活が楽しくなっていきます。
大事なのは
ママへの労いの気持ち
パパにできることはすべてやるというやる気
です。
これから育休をとるパパたちの参考になればうれしいです。
読んでくださってありがとうございました😊
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